イエス・キリストとは?
①この世界に最も大きな影響を与えている方
- イエス・キリストの誕生は、毎年世界中で記念されています。
- 世界で使われている西暦は、キリスト誕生の年を元年としています。(※今は西暦2022年ですが、キリストの誕生から数えて2022年ということです)
- イエス・キリストは十字架で処刑されましたが、今ではその処刑の道具が救いのシンボルとして用いられています。
- イエス・キリストの復活を記念して、日曜日が休日となっています。
- 1冊の本も書いておられませんが、この方について誰よりも多くの書物が書かれています。
- 人を脅したり、戦争したことなどありませんが、誰よりも多くの人の心をとらえ、征服しておられます。
- 偉大な発明などもありませんが、誰よりも多くの人の悲しみを喜びに、恐怖を平安に、絶望を希望に変えておられます。
公に活動された期間はほんの3年半であり、活動範囲は日本の四国ほどの広さにすぎませんが、確かに多大な影響を世界に与えています。
どの有名人も時間とともに忘れられていきますが、イエス・キリストは、何年たとうが、歴史がどう動こうが、決して忘れられることがありません。
このイエス・キリストとは、いったい誰なのでしょうか。
②神が人となられた方
イエス・キリストは、神の御子、すなわち神であられます。神であるのに、人となってこの世に来られた方なのです。
【聖書の証言】
「大いなる神であり私たちの救い主であるイエス・キリスト」(聖書 テトスへの手紙2章13節)
「キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。」(聖書 ピリピ人への手紙2章6~7節)
【イエス・キリストご自身の証言】
イエス・キリストご自身が、神であると証言されました。その結果、当時の人々はこの方を憎み、十字架にかけて殺してしまいました。
「イエスは彼らに答えられた。『わたしは、父から出た多くの良いわざを、あなたがたに示しました。そのうちのどのわざのために、わたしを石打ちにしようとするのですか。』ユダヤ人たちはイエスに答えた。『あなたを石打ちにするのは良いわざのためではなく、冒瀆のためだ。あなたは人間でありながら、自分を神としているからだ。』」(聖書 ヨハネの福音書10章32~33節)
「祭司長たちと下役たちはイエスを見ると、『十字架につけろ。十字架につけろ』と叫んだ。ピラトは彼らに言った。『おまえたちがこの人を引き取り、十字架につけよ。私にはこの人に罪を見出せない。』ユダヤ人たちは彼に答えた。『私たちには律法があります。その律法によれば、この人は死に当たります。自分を神の子としたのですから。』」(聖書 ヨハネの福音書19章6~7節)
③あなたの救い主である方
神が人間となり、無抵抗のまま十字架で処刑されたのは、あなたを救うためでした。
「『キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた』ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。」
(聖書 テモテへの手紙第一1章15節)
完全に正しい神様の前では、すべての人が罪人であり、多くの罪を犯しています。その罪は、死後に必ずさばかれます。
「人間には、一度死ぬことと死後にさばき(永遠の地獄の刑罰)を受けることが定まっている」(聖書 へブル人への手紙9章27節)
それにもかかわらず、神であるイエス・キリストが私たちを愛し、地獄から救って天国へ入れたいと望んでくださいました。そこで天から地上にくだり、人となられました。そして私たちの罪を背負い、身代わりに罪の刑罰を受けるために十字架で死なれたのです。
キリストは、死後三日目の日曜日の朝に、死の力を打ち破り復活されました。そして罪の刑罰が終了し、救いが完成したことを示されました。
ですから今やだれでも、神様の前で自分の罪を認め、イエス・キリストを救い主として信じるだけで、罪がゆるされて確実に天国に入れます。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(聖書 ヨハネの福音書3章16節)
イエス・キリストが、今も世界に影響を与え続けているのは、この方が神であり、信じる者に与えられる救いがこの上なくすばらしいからです。
イエス・キリストはあなたを救う救い主です。ぜひあなたもイエス・キリストを信じて、この救いを受け取ってください。